八重山日記 <2009年05月16日 野底(ヌスク)マーペー登山>
※お客様の観光計画のご参考に・・・
野底(ヌスク)マーペーに“こうちゃんのツアー”で登って来ました。“Hills Yamabare”からも見える野底マーペーは、車で15分位走ると①正面(海側・北側)からの特徴的な美しい姿が見られます。東側から見ると②北側の斜面が絶壁で南側の斜面がなだらかであることが分かります。この南側の斜面(②のフォトの右側斜面)を登って行く訳です。通常の登山口駐車場からは片道約30分と言われていますが、“こうちゃんのツアー”では更に南側に回りこんだ道の駐車場から片道約15分で山頂のパノラマが楽しめるとのことでした。私にとっては登りがきつく20分かかってしまいました。③登山口と登山道は結構狭く、一人ではこの道で良いのか、少し不安になってしまっただろうと思いました。他の方のホームページでの予習で「とにかく滑る」道と覚悟していましたが、今年は入梅が遅れ晴天続きであったため、登山者用のロープをほとんど握らずに登ることが出来ました。
頂上はむき出しの巨岩で、予習どおりの素晴らしいパノラマが広がっていました。パノラマフォトは北西側の眺望ですが東側の海も見られます。気持ちよい風が吹き、蝶が舞い、ゆりや野花が咲き、カンムリワシが山頂より少し上の高さをずっと旋回していていました。しばし時間を忘れているうち小一時間を頂上で過ごしてしまいました。
頂上の巨岩の下に“伝設ヌスクマーペー”の話しが書かれていました。これはH20.12に立て直され真新しいものでした。1730年頃の首里王府による過酷な政策が書かれていました。アメリカ統治時代に撲滅され今は八重山に無いマラリアにマーペーちゃんはかかってしまたそうです。
もうちょっと詳しいマーペーちゃんのお話はこちらからどうぞ(クリック)→http://rca.open.ed.jp/city-2000/minwa/story1.html