八重山日記 <2010年07月31日 “Hills Yamabare”と新宿エイサーまつり>
“新宿エイサーまつり”に行って来ました。琉球王朝時代に浄土真宗が沖縄に伝わり、葬儀や法事で念仏歌を歌う様になったのがエイサーの原型で、これが昭和初期から芸能化が強まり現在に至ったとのことです。新宿のエイサーは沖縄からの来賓や助っ人の協力を得て、真夏の曇天の元、大太鼓(①)・締太鼓(⑥)・パーランクー(⑦)の音とエネルギーで満ち溢れました。
オープニングは“古社謝美沙子”さん他の歌で始まりました。それが地謡(じうてー:エイサーのための歌と三線)となり、カチャーシーの様な乱舞(①)が加わり、南海キャンディーズの“しずちゃん(①)”他のタレントが盛上げていました。アルタ前会場トップの“昇龍祭太鼓(②)”チームは迫力満点で獅子舞まで加わりました。“明正小学校(③)”チームはナイチャーとは思えぬ演舞で、踊り手の小学生達はきっと素晴らしい想い出づくりが出来たのでは・・・。“方南(④)”チームもパワフルでした。エイサーチーム交代の間に“旗頭(⑤)”の演技が入りました。“旗頭”はその頂上に神が降りるとされ、600年前頃首里を中心に悪鬼払いとして始められた“大綱挽”のための縁起担ぎ・応援が由来とのこと。こうしてエイサー21チームが10会場で13:30から21:00まで演舞するという熱い一日が始まりました。
レンタルハウス“Hills Yamabare”のある石垣島・八重山にも“市民大パレード”他、色々なエイサーが有ります。ぜひ“Hills Yamabare”にお泊りのおりには、インターネット等でお調べの上、日程が合えば、本場のエイサーもご覧になってはいかがでしょうか。(^^)
私が在住する最寄りの駅“相模大野”に帰着すると、石垣島ご出身の“成底ゆうこ”さんがステーションライブをやっていました。現在の日本文化は北から南までのチャンプルー(=ごちゃまぜにした)で、盛夏には沖縄や八重山味が濃くなる様に感じました。