八重山日記 ＜2011年07月12日 鳩間島に行って来ました。＞
※お客様の観光計画のご参考に・・・
“Ｈｉｌｌｓ Ｙａｍａｂａｒｅ”の有る石垣島は八重山諸島の交通拠点となっている島です。八重山諸島の島々は石垣島・西表島・竹富島・小浜島・与那国島・黒島・波照間島・鳩間島・新城島です。他にも有人島では由布島、無人島では海鳥保護のため上陸禁止されている仲御神島やその他２０近い島が有ります。有人島として、私が今まで唯一上陸していなかった、鳩間島に行って来ました。
高速船が鳩間島に近づくと海の色が瑠璃色に変わってきて、美しい輝く様な港①に入りました。港にはひっそりと“戦死者マラリア死亡者慰霊の碑② ”が有りました。太平洋戦争時１００名を超える鳩間島民の死者のうち、９０名は日本軍の強制疎開命令によるもので、静かな日本軍（大和人）に対する抗議の碑文が刻まれていました。
島の周遊道路③を自転車で回ってみました。北側には大きな西表島④が間近に見えました。色々な表情の美しい浜⑤が幾つも有りました。残念なことに漂着したペットボトルがたくさん打ち上げられている浜も有りました。 “武士の家跡⑥ ”石積みがありました。ここに住んでいた武士はさぞかし素晴らしい海を毎日眺めていたことでしょう。しかし、「水はどうしたのかしら？台風の時は大変だったろうな・・・。」等と思いました。“千手ガジマル⑦ ”他の観光スポット？を巡っていたら、“ヤシガニ⑧”と出会えましたが、食べられては大変とササッと草むらに消えて行ってしまいました。島の中央には灯台⑨と、昔の物見台⑨がありました。
鳩間島には、輝く太陽と瑠璃色の海と木と草の匂い、そして石垣島より更にゆっくりとした“島時間”が流れていました。
