八重山日記 <2020年04月27日 COVID-19のPCR感度2>
今日、私の目が点になる記事を見ました。 千葉大が“PCR検査の多い国はコロナ死亡率減”というデータ分析結果を出したとのことなのです。 ポイントになるのは検査数に占める患者数の割合を示す「陽性率」で、7%を超えると死亡者が増えるというのです。 検査数の多いノルウェーなど陽性率が7%未満の国は7%以上の国と比較して、死亡者数は10分の1から5分の1程度、陽性率が7~16・9%、17~28%では死亡者数に差はなく、「陽性率を7%未満にすることが抑制に重要」とこのデータ分析結果ではしているのです。 日本国内の1月15日から4月21日までの陽性率は10・3%。千葉県内は16・2%で上昇傾向にあるのことです。
日本で新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない一方、先に危機を迎えたお隣の韓国では今、終息の兆しが見え始め、4月18日のソウルの中心部・鍾路の焼き肉街はにぎわいが戻っていたとのこと。
また、韓国の文政権が日本に対し、PCR検査キットなどの支援を検討していることが、文政権の高官らの話でわかったとのこと・・・。
こうなると、日本の新型コロナ対策は完全に韓国に負けていて、何故もっとPCR検査を日本はしないんだろう・・・。 2020年4月22日の“八重山日記”は何だったんだろう・・・。 ということになってしまいます。
また、楽天が法人向けPCR検査キットの販売を始めたとのこと・・・。
この楽天の法人向けPCR検査キット販売に対し、日本医師会は “偽陰性のリスクと医療現場の大きな混乱”[リスクが高いと考えざるを得ない」との強い懸念を示しました。
3月にソフトバンクの孫さんが簡易PCR検査(簡易PCR検査の感度は7割より更に低い?)100万人に無償提供を表明して、すぐにマスク100万枚寄贈へ変えました。
孫さんは偽陰性の危険を理解してくれて、楽天は理解してくれないということでしょうか?
私は専門家でも医師でもありません。 しかし、PCR検査の偽陰性の危険性をちゃんと認識してい無い法人が、楽天から買ったキットで出た結果を、レントゲン他の総合判断もしないで、どう使うのかがとても不安です。 医療現場に大きな混乱が起きないことを祈ります。
楽天のこんな形ではなく、もっとしっかりとした体制でPCR検査数を増やすことはできないのでしょうか?