石垣島の宿泊 貸別荘 コンドミニアム Hills Yamabare

   

八重山日記  <2009年09月30日  サモアの地震津波>

 日本時間9月30日午前2時50分頃に南太平洋のサモア近海で強い地震があり、その情報と現地映像が日本時間の午後に入って来ました。「4回にわたって高さ4.5~6メートルの津波が来て、内陸約1.6キロに達した。200人を超える死者が出ている。いくつかの村が津波で完全にのみ込まれて消えてしまった様だ。」との情報です。亡くなられた方々のご冥福を祈ると共に、被災されたの方々の安全と2次被害が起きないことを祈ります。

 八重山も1771年の“明和の大津波”で当時3万人弱の八重山の人口のうち9千人以上が溺死し、その後も飢饉や疫病等で人口1万人程度まで減ってしまったという大災害を経験しています。その時の津波高さは海岸で10mに達し、遡上(そじょう)高は最大で30m位と考えられています(遡上高は津波の高さの何倍にもなります)。その時海から陸に打上げられた大川の“津波大石(うふいし)”のその大きさには津波の恐ろしさを思い知らされます。

 “Hills Yamabare”は床高さが海抜約20mです。かなりの大きさの津波まで大丈夫ですが、過去の津波の最大遡上高より上の標高となると、県道79号上のレストラン“ポーザおばさんの食卓”の辺りまで避難する必要が有ります。“Hills Yamabare”にお泊まりのお客様はリビングTV前のローテーブル引出しに津波警報発令時用のファイルをご用意して有りますので、ぜひご一読されます様にお願いいたします。

 私は東京都港区のベイエリアのオフィスで現在勤務しています(標高ほぼ0m)。東京湾の形状から津波の高さが上がりにくいとは思うものの、“Hills Yamabare”よりそのオフィスの方が人口過密状況等も考え合わせ地震・津波時の危険度が各段に高いことを認識しております。

PS.「日本時間9月30日午後7時15分頃と10月1日午前10時50頃にインドネシア スマトラ島で強い地震あり、数千人規模の死者が出ている恐れ」とのニュースが入って来ました。瓦礫等の下敷きになっている方々の救出が急がれています。亡くなられた方々のご冥福を祈ると共に、被災されたの方々の安全とこれ以上の余震被害等が出ないことを祈ります。

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