石垣島の宿泊 貸別荘 コンドミニアム Hills Yamabare

                                       

八重山日記  <2018年10月29日 “Hills Yamabare”海岸のプラスチックゴミ(;一_一)> 

 ※お客様のご滞在中のご参考に・・・・・

 “Hills Yamabare”から専用小道で目の前の海岸の下りると、そこには素晴らしい浜と岩場が広がっています。 正面遠くに平久保崎・東側に桴海於茂登岳・西に川平湾方面を望みます。 人にほとんど会うことが無くプライベートビーチの様です。

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 このフォトではゴミ一つ無い綺麗な海岸・・・。 でも、この美しい海岸に北はからの風が吹く季節にはプラスチックゴミが押し寄せます。(;一_一) 私の石垣島メンテナンス渡航に時間が許す限りボランティア清掃をしているのですが。 そのプラスチックゴミの状況には涙が出そうになります。今回は7時間かけて集めて標高20mの“Hills Yamabare”の駐車場まで荷揚げしたそのゴミを見てみると・・・。

石垣島 ヤマバレ 山原 海岸 漂着ごみ

 漁業関係のゴミが如何に多いかがわかります。私達人間は海から生まれ、海産物を糧として生かさせてもらっているのに、こんなに海とそこに暮らす生物を泣かせ傷つけて良い訳が有りません。 いわんや漁業関係者が・・・。

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 発泡スチロールも漁業関係の浮きに使われていた物と保冷箱が多い様です。 発泡スチロールは次第に粉々に壊れて行き、海岸線の森や砂深くに入って行ってしまっています。

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 ペットボトルゴミの多さは本当にやるせない気持にさせられます。 たまたま強風が吹き飛ばされ海に落としてしまった・・・。なんてことだけではこんな大量のペットボトルがここに流れ着くはずは有りません。 ペットボトルを飲み捨てている人が多く居ることは明らかです。 ペットボトルのラベルが残っているものはその国籍を語ってくれます。 大ざっぱですが、中国or台湾が60%、韓国or北朝鮮が30%、日本が10%位の感じです。 おそらく漁具や発泡スチロールゴミを捨てている国の割合もこのペットボトルの割合に等しいと想像して良いのではないでしょうか。 どうしたら、わざと、気軽に捨てている人達にこの状況を伝え止めさせることが出来るのでしょう。

 たまたま見た1ヵ月位前のTVでマイクロプラスチックの人間への影響の危惧を訴えていました。 川の河口(多分首都圏)で微細なゴミを目の細かいネットで採取しマイクロプラスチックの由来(元の製品)を研究したところ一番多かったのは人工芝由来で20%とのことでした。 今日日、スターバックスが1企業としてプラスチックストローの使用中止を宣言し、プラスチックストローの使用を紙ストローに変える動きが世界中で広がっています。 有難い動きと見守りながらも、しかし、その視点がプラスチックストローから他のプラスチックにも広がって行っていないと感じているのは私の思い違いでしょうか?

 そもそも使い捨てのものと恒久的なものと区別し決めているのは人間だけで、地球的な時間ではその両者共にいずれは土に戻り、土に戻れないものは海に帰っているのではないでしょうか?

 2011年の東日本大震災では多量の瓦礫が太平洋に流れ出しました。 現代の瓦礫にはプラスチックが多く含まれています。 そもそも自然に悪影響を与えるものは使うだけで無く、生産することを止める必要があるのでは無いでしょうか? フロンではそうしたはずです。

 アメリカのトランプ大統領は温暖化は起きていないと言い放ってパリ協定を離脱しました。 そんな大統領を選び続ける愚かな民主主義で、未来はどうなって行くのでしょうか。

 原発も人間が安全にコントロール出来るなんて地球時間で考えると有り得ないことなのに、それを推し進める人々と国が大勢を占めて、人間と動植物の未来の存在を閉ざしてしまうのではないでしょうか。 

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