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八重山日記  <2011年02月20日  掃海艇「あおしま」市民公開>

 海上自衛隊の機雷掃海艇「あおしま」市民公開に行って来ました。大規模災害に備えた港湾調査と広報活動が目的とのことです。  ①乗船見学者は2月20日の1日で、1,051人だったとのこと、子供連れの家族が目立ちました。自衛官は皆笑顔で対応をしてくれていました。“②機雷処分具”と呼ばれる黄色いリモートコントロールの小型無人潜水艇は重い任務を笑顔でこなしている優れものに見えました。これは“⑤機雷掃射”と呼ばれる処分法の時使われるものだそうです。他に“④係維掃海”という処分法もあるそうです。③ブリッジも食堂も甲板も見学させてくれました。

 前大浜市長は過去に3回掃海艇の入港を拒否したそうです。今回も反対運動が有ったとのことです。石垣島は太平洋戦争時、アメリカ軍は素通りして行ったにもかかわらず、日本軍のために何千人もの死者を出した経験を持っている島です。悲しいことに、天安門事件やカダフィー大佐の今日日の報道の様に自国民が自国軍により殺傷または死亡させられた史実は枚挙に暇が有りません。またローマ帝国やジンギスカンやナポレオンをはじめ、他国侵略での悲しい史実は死者の数においてその何倍も有ることと思います。

 2010年7月20日に防衛省は中国海軍の活発な活動を監視するためとして、先島自衛隊配属を発表しました。これに対し中国は大規模軍事演習等々で対抗し、2010年9月には尖閣諸島で中国漁船が海上保安庁石垣海上保安部巡視船に故意に衝突して来る事件も起きました。日本は太平洋戦争で無条件降伏し、不戦を誓った国ですが、これからの更なる地球温暖化・食料不足・世界経済の大激変を目前にして、八重山がまさに国境の島々であることを改めて思い起こさせられました。

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